小堀直樹
12年目 東京都出身
大学卒業後、外資系生命保険会社に就職、その後、職を転々としたのちに司法書士に落ち着きました。
法学部出身ということもあり、せっかくなら少しでも馴染みのある“法律系”の仕事に就きたいと思ったこと、そのタイミングで自宅近くの司法書士事務所の求人があったこと、などがキカッケです。
その事務所に入った後、仕事内容が性に合って業界経験は長くなったものの、実際に資格を取得したのはつい最近(2016年)です(“ベテラン受験生”ではありませんでしたので、念のため)。
入社は2007年です。当時のこの事務所に、懇意にしていただいていた司法書士が在籍しており、熱心に誘っていただいたのがキッカケです。
東京事務所長という役目をいただいていることもあり、登記や裁判業務と併せ、事務所の経営にかかわる業務もこなしています。
もっとも、“法人”とはいえ、それほど大きな組織ではないので、冷蔵庫のお茶補充からパソコンの設定まで、雑用も数多くこなしている現状です。
不動産および商業登記の基本的な実務スキルは、この事務所に入る以前にはひととおり習得していたつもりです。
これに加え、この事務所においては、主に裁判書類作成業務に携わっていたこともあり、訴訟関係のスキルを一定程度身につけられたものと感じています。司法書士本試験合格後は簡裁訴訟代理認定も取得し、現状、月数回程度の出廷も担当しています。
上でも少し触れましたが、この事務所に入る前に複数の司法書士事務所を経験しており、事務所ごとに仕事の進め方が異なったり、事務所そのものの雰囲気が千差万別(良い意味でも悪い意味でも)であることは心得ているつもりです。
そんな中で、ここの“魅力”と問われるなら、まずは、自由であること、必要以上の干渉を受けないことを挙げることができると思います。もっとも、これとの表裏で、仕事自体は各担当が責任をもって進行させる必要があり、そのためには、一定水準以上の“能力”が要求されることも確かです。ときに“キツイ”と思うことがあるかもしれませんが、それを楽しめるような方には適した職場環境だと思います。
月並みですが、クライアントに感謝の意を表されたとき、この仕事をしていて良かったな、と感じます。まあ、どんな職業においても共通なのかもしれませんが。
医師免許を取得すること(ただし、宝くじが当たったら)、というのが目標です(ホントに)。
もっとも、条件が絵に描いた餅なので、現実的なところを云うとすれば、業務全般に精通すること、ということになるでしょうか。
業界経験自体は25年ほどになりますが、まだまだ、知らないことも多くあると思います。年齢的に記憶力が落ちてきているのは承知ですが、常に新たな知識を習得し、それを“使える”ようにしていきたいと考えています。
殊、登記業務に関して云えば、誰がやっても結果は同じ、であるはずです。その中で、顧客に選んでもらえる事務所にしていくにはどうしたらよいか、柔軟な思考力と対応力を持った人材に加入していただければ幸甚です。